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リフォーム会社の集客方法 ~地域密着会社向け・2022年最新版~

スマホが普及し情報発信・収集の幅が広がることでリフォーム会社の集客方法が変わりました。以前のスタイルでは成果が出づらくなった、販促費用が足りない、とお困りのリフォーム会社様も多いのではないでしょうか。地域密着で商圏を絞っているリフォーム会社はターゲット層の人口が限られるので、より効率的な集客が必要です。 本記事では、リフォーム会社が売り上げを伸ばすために必要な集客について詳しくご紹介します。  
目次
 

集客の流れ全体像について

ユーザーがリフォーム会社を探す場合は、きっかけがあり、GoogleやYahoo!、SNSなどで検索を行い、表示された情報から比較検討を行い、問い合わせします。自社と他社では強みやユーザーニーズが異なるため、自社に適した集客方法を実践する必要があります。狙ったユーザーを集客するために、「誰に(集客ターゲット)、何を(自社が得意なリフォーム)、いくらで(ターゲットとする層が価値に感じるリフォーム価格)」を決めましょう。「やってみた」ではなく、「集客戦略をもって計画的に実施する」ことが大事です。 誰に(集客ターゲット)、何を(自社が得意なリフォーム)、いくらで(ターゲットとする層が価値に感じるリフォーム価格)を決めて行うリフォームマーケティングは、自社の強みを分析するとこからスタートしましょう。価格が安い会社があれば、施工品質が売りの会社もあります。集客時にお客様にアピールする項目が定まっていて、その項目に対して第三者評価があると納得性も高まります。 シップではホームページ制作時に、会社側が出していきたい想いとリフォーム会社を検討されているお客様に有効なポイントを合致させて、集客媒体の形にしていきます。多数の制作実例、成功事例を掲載しています。ぜひこちらもご覧になってみてください。

 

地域密着リフォーム会社におすすめのオフライン集客

コロナ渦の現在、インターネットを使ったオンラインの集客に注目が集まりますが、物売りではないリフォーム業では、ECサイトの集客手法とは異なる小商圏・少額での集客手段をとることが多いです。地域が限定されるので、アナログな方法による集客効果も重要です。リフォーム世代と一般的に言われる60歳以上の層の場合は、新聞購読率も一定割合があり、チラシなどのアナログ媒体でも情報収集する傾向があります。 地域密着のリフォーム会社の集客は基本的には、自社の決めた商圏エリアでの認知獲得のためにオフラインとオンラインを組み合わせて地域のターゲット層が「あ、この会社見たことある」という状態を作ることが重要です。 また、リフォームはリピート産業なので、一度工事していただいたお客様に何度もリフォームを実施していただくことが重要です。 以下ではオフライン集客のポイントについて解説します。

折り込みチラシ・ポスティング

リフォーム会社に有効な集客方法としてチラシやポスティングがあります。実際に実施されている会社様も多く、紙媒体での販促は、ポスティングされる地域を指定できるため、地元密着されているリフォーム会社には特に有効です。新聞の購読率が下がっていることで折り込みチラシは若年層には届きにくいですが、60代以上の約8割はまだまだ新聞を購読されているので、築30年以上の家にお住まいの方をターゲティングできると言えます。インターネットが苦手だからチラシを見るという方もいらっしゃいますが、チラシでぱっと見ていただける情報媒体からQRコードなどでオンラインへの誘導も可能です。

メーカーショールームイベント

インターネットの情報が豊富であっても、実際にショールームに来てみて、社員に会うとそれまでに印象がガラッと変わることが多いのも事実です。ショールームでのイベントであれば、チラシやホームページに掲載していた商品の実物をお客様に見ていただけるので、リフォームのイメージが明確になりそのまま契約につなげることも期待できます。イベントを開催する場合は、イベント自体の集客も重要ですのでオフラインのチラシ等での集客だけでなく、イベント告知をネット上でも力を入れて行って行きましょう。

OB施主向けニュースレター

自社でリフォームされたOBのお客様へのニュースレターも有力な集客方法です。「水回りのリフォームをしたから次の依頼はしばらく来ないだろう」と考えるのではなく、リフォームがリピート、紹介が発生しやすい業種という特徴を理解して、OB顧客のフォローや囲い込みが必要です。リフォーム会社のOB向けニュースレターは、キャンペーン等の売り込みではなく、季節の話題や自社でカルチャー教室を開催する案内などの売り込み要素が無い情報が良いでしょう。

OB施主向け定期メンテナンス訪問

OBのお客様には定期的にリフォームした部位のメンテナンス訪問をしましょう。お客様はリフォームした所のメンテナンスや状況伺いに来るのは当然と考えている方も多く、施工中には言えなかったリフォーム時の不満点や他部位のリフォーム相談などをしていただけることもあります。OB訪問の時間を取れないリフォーム会社が多いですが、相見積もりの手間が減ったり、すでに信頼関係があることでスムーズに契約いただけるメリットがあるので、OB訪問自体を集客方法の仕組みに取り入れるようにしましょう。

コロナ禍のリフォーム会社オンライン集客

コロナ渦でのインターネット利用率は60代でも90%を超えています。また、インターネット利用も以前のパソコン主体からスマートフォンを使った検索方法に変わりました。リフォームに関する情報収集でも、それは変わらず、弊社の調査では、全体の検索におけるスマートフォンの比率は約70%となります。そんなオンラインでおすすめの集客方法をご紹介します。  

ホームページ・WEBサイト

リフォーム会社のホームページは会社情報だけでなく、自社の施工事例やお得な価格メニュー、リフォームされたお客様の満足の声などを掲載することができる最も有効な媒体です。ホームページはそのリフォーム会社がどの様な雰囲気で、どんなリフォームを施工しているか一般のお客様が判断する術なので、ただデザインが良いホームページではなく、自社の想いやリフォームへの取り組みが表現されたものでなければ役に立ちません。 ホームページには、下記のような情報掲載するのがおすすめです。
  • 正確な会社情報
  • 最新のイベント情報やオフラインとリンクしたチラシ
  • 施工事例
  • お客様の声
  • お客様に興味を持っていただけるようなキャンペーン企画やお役立ち情報
後述するSEOの関係でページが多ければ良いわけではないので、詳細なリフォーム情報や自社内容で構成されるホームページが重要です。

SEO対策(コンテンツSEO)

SEOはサーチエンジンオプティマイゼーションの略称です。ユーザーがネットで検索した際に最適な検索結果が出せるように、大手検索エンジンであるGoogleが中心に検索結果表示の基準を持って順位を決定しています。自社のホームページにリフォームの情報やお得な価格表を掲載していても、一般の方が検索した際に表示されなければホームページを見ていただけないので情報にたどり着くこともできません。自社が何のリフォーム会社で、どの様な情報をホームページに掲載しているかをホームページタイトルやページのキーワード構成で検索エンジンに示すことで、検索されているワードに適していると判定させるためにSEO対策が必要となります。 表示順位を上げるためにポイントを絞って対策しているリフォーム会社が多いですが、昨今はGoogleがコンテンツの質を高めることを要求しているため、質の良いコンテンツページを作成していくことが評価に繋がります。

WEB広告

以前は検索語句に対してテキストをメインとした広告を出稿するリスティング広告が主流でしたが、スマートフォンの普及でネットに繋がっている時間が増えたため、画像広告や動画広告も一般的になってきました。広告のターゲットを年齢や性別、趣向などでターゲティング出来るので狙った層へオンラインでアプローチすることができます。 1クリック〇〇円と広告料がかかる媒体が多いので、広告からホームページへの誘導を増やすために広告出稿量を多くするとその分広告費用も大きくなります。広告経由でリフォーム会社のホームページへ有効な遷移をさせるために、どの様な広告を出すか、デザインは?広告のキーワードは?どの様なターゲティングで出すかなど綿密に計画しましょう。 WEB広告は戦略を持ったターゲットに刺さりやすい運用や、最新の設定に対応していく必要があるので、個人で運用するのが難しい分野です。表示やクリック毎に広告費用が発生してしまうので、自社に合ってないものや設定に不備があるものは、多額の販促費を無駄にしてしまうことも…。すべて自身で運用するのではなく、WEB広告を代行で行っている会社に依頼するのも1つの手です。

MEO(Googleビジネスプロフィール)

MEOはマップエンジンオプティマイゼーションの略称です。Googleでは、2014年よりGoogleマイビジネス(2021年11月よりGoogleビジネスプロフィールと名称変更)という、会社名や店舗名で検索した時に登録した情報が所在地の地図と一緒に表示される仕組みを発表しました。Googleマイビジネスを適切に設定すれば、検索画面に表示されやすくなります。このGoogleビジネスプロフィールは、有料で表示させるGoogle広告の下に表示されているため、普通に検索して表示されるよりも、検索したユーザーの目に入りやすい状況が出来ています。 また、GoogleビジネスプロフィールにはGoogleのアカウントから口コミを登録できるので、リフォームされた方からの満足の声を口コミ投稿してもらうと、検索した際に口コミも自社のアピール材料になります。

SNS(Facebook・Instagram・Twitter)

スマートフォンの普及に伴い、SNSでの情報発信が日常的にされています。また、一般消費者であるお客様はGoogleやYahoo!の検索エンジンだけでなく、このSNSでもリフォーム会社の施工例やリフォーム会社の良し悪しを情報収集しているので、集客のツールとして導入しない手はありません。 各SNSツールは、それぞれ使用しているユーザーの年齢や性別に傾向があるので、自社の雰囲気や狙っていきたいユーザー像に合ったSNSを選ぶようにしましょう。リフォーム会社としてSNSで発信する情報はオフシャルなものととらえられますので、社内情報や施工例など個人情報とコンプライアンスに気を付けて運用するようにしましょう。

リフォーム会社集客SNS① Facebook

Facebookのユーザー層は30代後半から40代以上で、2019年時点では2,600万人の国内アクティブユーザーがいる実名登録が多いSNSです。ビジネスで使用している人も多いので、リフォーム会社集客のターゲットである40代以上の男性に情報発信することができます。

リフォーム会社集客SNS② Twitter

Twitterはユーザーの平均年齢が36歳で、幅広い年齢層のユーザーがいます。短文で今起きている情報発信に長けているので、イベント開催や期間限定のリフォーム特典・キャンペーンのお知らせに向いているツールです。リフォーム会社としてのアカウント作成や投稿が比較的容易なので、取り組みやすいSNSです。

リフォーム会社集客SNS③ Instagram

30代は約5割、40代・50代の約3割はインスタグラムでアカウントを持っているので、若者向けに見えても実はリフォーム会社のターゲットユーザーが利用しているSNSです。 女性ユーザーが多く、動画や画像でのアプローチに長けているので、投稿する画像はインテリアや撮影の仕方にこだわりを加えましょう。

リフォーム会社向けポータルサイト

リフォーム会社の集客方法として、リフォームの窓口やホームプロ・リフォーム評価ナビポータルサイトに、登録し問合せに繋げる手段があります。自社広告やホームページでの集客が難しい場合は、ポータルサイトを利用して一般のお客様がリフォーム会社を選ぶ選択肢の中に入るリフォーム会社が多いです。 数ある選択肢から自社が選ばれて問い合わせが入った件数に応じて、ポータルサイトに費用を払う形態が多いので、ポータルサイトの中でも自社情報の見せ方や施工写真の品質向上を目指しましょう。ポータルサイトはリフォーム全般のもの、水回りに特化したものなどそれぞれ特徴があるので、どのポータルサイトに登録するかも重要です。

YouTube(チャンネル開設・動画広告)

ユーチューバーという言葉を日常的に耳にしますが、リフォーム会社による動画投稿も増えてきました。自社情報の紹介動画ではなく、外壁塗装の施工手順や、リフォーム会社が解説する水回りのポイント、リノベーション後の物件内覧など、一般の方がリフォームを検討している中であると良いコンテンツが視聴されています。動画撮影後に場面つなぎやテロップ等の編集が必要なので、動画編集ツールや低単価の外部発注を利用されるのがおすすめです。  
  ここまで地域密着のリフォーム会社向けのオンライン・オフライン集客方法をご紹介しました。 シップでも集客の段階に合わせたサービスをご用意していますので、ぜひこちらからご相談ください。 実際に自社の集客方法を伸ばすことでお問い合わせ増加、売り上げ増加ができた会社様もいらっしゃいますので、ぜひこちらも参考にしてみてはいかがでしょうか。