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【事例で学ぶ】リフォーム会社の採用サイト制作の参考にすべきポイント

「募集をかけても良い人材に出会えない…」
そんな悩みを解決する、住宅・リフォーム会社ならではの採用サイト改善ポイントを、実際の制作事例を交えて解説します。

採用力を高める3つのポイント

🎨1. 会社の顔となる「キャラクター」を作る

会社の魅力は、文字だけでは伝わりにくいもの。親しみやすいキャラクターは企業の「顔」となり、求職者の記憶に強く残ります。例えば、自社の公式キャラクターを使う、新たにデザインする、実在の社員をモデルにするなど、方法は様々です。最近では画像生成AIを上手く使えば、プロが作ったような高品質なキャラクターを手軽に作成することも可能です。キャラクターが仕事内容や会社の雰囲気を紹介することで、特に若い世代の心理的な壁を取り払い、興味を惹きつけます。

🤖2. 「AI採用担当」で疑問や不安を解消

「給与は?」「休日は?」――面接では直接聞きにくい質問も、AIチャットなら24時間いつでも気軽に質問できます。採用サイトにAIを導入し、会社の理念や募集要項を学習させれば、AIが「バーチャル採用スタッフ」として活躍。応募前の不安を解消し、入社後の「思っていたのと違った」というミスマッチを防ぎます。

📈3. AIに伝わるサイト構成(AIO)

これからの時代、仕事探しは「検索」から「AIとの対話」へと変わっていきます。AIがユーザーに最適な会社を提案する「AIモード」のような新しい検索体験に対応するには、自社サイトの情報をAIが正しく理解できるよう整理しておくことが不可欠です。これをAIO(AI Optimization)と呼びます。今のうちからAIOに取り組むことで、未来の仕事探しのスタンダードに対応し、採用機会の損失を防ぎます。

リフォーム会社の採用サイト制作事例

実際にこれらのポイントを取り入れた採用サイト制作の参考事例です。どのように会社の個性を表現しているか、ぜひご覧ください。

リフォーム会社採用サイト制作事例:米倉商店様のスマートフォン表示 リフォーム会社採用サイトの参考ホームページ1 リフォーム会社採用サイトの参考ホームページ2

有限会社米倉商店様

AI技術を使い、社長と後継者のキャラクターが対話形式で会社の想いやビジョンを語るコンテンツを展開しています。

制作のポイント: 「AI米倉親子」というキャラクターが、会社の理念や技術継承の想いを人格を持って語ります。
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リフォーム会社採用サイト制作事例:伊沢ガラス様のスマートフォン表示 リフォーム会社採用サイトの参考ホームページ3 リフォーム会社採用サイトの参考ホームページ4

株式会社伊沢ガラス様

オリジナルキャラクター「ガラスブラザーズ」を採用サイトの主役に起用し、求職者の興味を惹きつけています。

制作のポイント: 愛嬌のある「ガラスブラザーズ」を会社の顔に。キャラクターが採用活動に楽しさと親しみやすさを加えています。
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リフォーム会社採用サイト制作事例:助川工務店様のスマートフォン表示 リフォーム会社採用サイトの参考ホームページ5 リフォーム会社採用サイトの参考ホームページ6

株式会社助川工務店様

明治創業という長い歴史と伝統技術を、AIキャラクター「助川たくみさん」が分かりやすく紹介します。

制作のポイント: 「助川たくみさん」というAIキャラクターが、歴史ある工務店の魅力を親しみやすく解説します。
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採用効果を最大化する、戦略の掛け合わせ方

3つのポイントを個別に実行するだけでも効果はありますが、これらを組み合わせることで、採用力は飛躍的に向上します。ここでは、その相乗効果について解説します。

「キャラクター」 × 「AI採用担当」 = 親しみやすい相談相手

キャラクターを単なる案内役で終わらせず、AIチャットの「対話相手」として設定します。求職者は無機質なAIではなく、「AI米倉親子」や「ガラスブラザーズ」といった人格のあるキャラクターに質問できるため、心理的なハードルが大きく下がります。これにより、企業の文化を体感しながら、気軽に疑問を解消できるという、記憶に残るユニークな採用体験が生まれます。

(キャラクター+AI) × 「AIO」 = 最高の魅力を、求める人に届ける

どれだけ魅力的なキャラクターやAIを用意しても、求職者に見つけてもらえなければ意味がありません。ここで活きてくるのがAIO(AI検索最適化)です。サイトの情報をAIが理解しやすいように整理しておくことで、「この会社の採用サイトには、AIのキャラクターがいて面白い」といったユニークな価値を検索エンジンが正しく認識します。結果として、自社に興味を持つ可能性の高い求職者へ、その魅力が的確に届くようになります。

まとめ:採用の好循環を生み出す

この3つの戦略を組み合わせることで、「AIOで発見され」→「キャラクターで興味を惹き」→「AIで疑問を解消し、理解を深める」という、理想的な採用の好循環が生まれます。これが、これからの時代に求められる採用サイトの姿です。

AI採用担当の仕組みは?

AI採用担当は、ChatGPTなどのAIの仕組みを応用しています。AIの中には、自社情報だけを学習するための特別なエリアがあり、そこに会社のホームページの内容や、よくある質問(FAQ)などを登録します。すると、AIはその情報だけを元に、求職者からの質問に正確に回答できるようになります。

さらに、AIとのやり取りの履歴はすべて記録されます。求職者が知りたがっているのにAIが答えられなかった質問があれば、その答えを追加で学習させることで、AIはどんどん賢いスタッフに成長していきます。

採用サイト改善チェックリスト

自社の採用サイトを思い浮かべながら、改善のヒントとしてご活用ください。

  • 会社の顔となる「キャラクター」はいますか?
  • 社長や社員の「想い」や「人柄」が伝わるコンテンツはありますか?
  • 聞きにくい質問に気軽に答えられる「AIチャット」等はありますか?
  • 入社後の自分をイメージできる「AI適性診断」のような仕組みはありますか?
  • 入社後の教育や研修について、サイトで分かりやすく伝えていますか?
  • スマートフォンで応募フォームは入力しやすいですか?
斎藤葵のプロフィール写真

この記事を作成した人

斎藤 葵

株式会社シップ 執行役員 / WEBクリエイト部 部門長

女子美術大学卒業後、2012年入社。広報、営業を経てWEBクリエイト部門長に就任。WEBディレクションからチームマネジメント、新卒採用まで幅広く担当。2023年より執行役員。