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実務で活かせる資料作成AI

AIで資料作成はここまで進化した!
リフォーム会社の現場で使える最新ツール比較

「現場で急ぎの提案資料が必要…」「手間なく魅力的な施工事例スライドを作りたい…」といったお悩みはありませんか?
最近のAI資料作成ツールは、リフォーム現場のような時間と手間が限られた環境でも、わずか数分で高品質なスライドを生成できます。
この記事では、専門知識不要で即戦力となる最新ツールを厳選し、使い方とメリットをわかりやすく解説します。現場での提案力アップと社内共有の効率化に、ぜひお役立てください。

AIによる資料作成のイメージ画像

今回このプロンプト(指示文)で作った資料を比較してみました!

東京都のリフォーム業界の市場調査を行い、全5枚構成のスライドを作成してください。
作成したスライドをもとに、今後の戦略を立てる事を想定して、視覚的に分かりやすく、簡潔にまとめてください。

1. ビジュアル精度抜群!全自動で資料を作る『Manus』

『Manus(マヌス)』はAIエージェント型の資料作成ツールで、ビジュアルの精度に特化しています。URLを渡して「市場調査スライドを作って」と指示するだけで、Web上から最適な画像や図表を検索し、自動配置。完成スライドはPowerPoint・Googleスライド形式でダウンロード可能です。

2. スピードと品質のバランスが良い『Claude 4』

『Claude 4』は約1分というスピードでスライド1枚を生成します。見た目もそこそこよく実用レベルです。そのままWEB共有リンクが発行されるため、現場でさっと、リフォーム提案打合せまとめ資料を作り、即座にお客様に共有。なんて使い方も可能です。

3. 無料&無制限で手軽『Canva』

デザインツール『Canva』の中で、無料かつ無制限にスライドを生成できます。また、そのままWEB共有リンクが発行されるのも便利。操作は直感的ですが、2025年6月時点、一度生成したAIスライドは再編集できない点には注意が必要です。「Canva AI」→「コードを生成」 から作成可能です。

4. 実用的なテンプレート『Gamma』

『Gamma』はリフォーム提案などでもすぐ使える実用的かつシンプルなテンプレートを多数搭載。AIが情報を整理し、テンプレに沿って整った資料を作成します。カスタマイズ性も高いのが魅力です。

5. 目的別ツール比較(表形式)

ツール 特徴 強み
Manus URL指定で調査スライドを全自動生成 画像自動検索・配置、PPT/Google対応、要約機能
Claude 4 Sonnet 約1分で1枚 実用レベルの資料を生成 スピードと品質、共有リンク
Canva デザインツールCanvaの中で資料を作成 低コスト、直感操作、共有リンク
Gamma 実用テンプレート多数 資料作成に特化、カスタマイズ

まとめ

リフォーム現場での資料作成には、用途に合わせてAIツールを使い分けることがポイントです。
スピード重視なら『Claude 4 Sonnet』、ビジュアル重視なら『Manus』。コストを抑えるなら『Canva』、テンプレート活用なら『Gamma』がおすすめです。まずは無料プランやトライアルで試し、実務に合うツールを見つけてください。

よくある質問(FAQ)

Q1. AIツールは無料で使えますか?
『Canva』は基本機能を無料で利用できます。また『Gamma』や『Claude 4』にも無料トライアルがありますが、制限が厳しいので有料プランの検討をおすすめします。『Manus』は無料プランでも、1日に3~5枚ぐらいのスライドなら作ることができます。4ツールとも生成物の商用利用は可能ですが、無料プランは透かしや素材制限があり、有料プランで制限が緩和されます。(2025年6月時点)
Q2. 生成されたスライドはあとから編集できますか?
『Manus』『Gamma』は PowerPoint / Google スライド形式でダウンロードでき、自由に再編集可能です。『Claude 4』『Canva』のみ、生成直後にしか編集できない点に注意してください。
Q3. 現場からスマホで資料を共有できますか?
はい。クラウド共有リンクを発行できる『Claude 4 Sonnet』や『Gamma』を使えば、スマホから即座に提案資料を閲覧・共有できます。
Q4. 施工事例の写真を自動で挿入できますか?
『Manus』は Web 上から関連画像を検索し、自動で配置できます。自社写真を使いたい場合は、自社ホームージのURLを指定して作成依頼することがおすすめです。
林 幸輝のプロフィール写真

この記事を作成した人

林 幸輝

株式会社シップ WEBクリエイト部 AI推進チーム

入社後商品開発チームに所属、4年目~WEBエンジニアチームに異動。 2018年WEBエンジニアチーム部 部門長を経験後、新設のパッケージプロダクト開発部 部門長へ。 現在はWEBクリエイト部(AI推進チーム)部門長としてAI商品の開発を手掛ける。