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AI重要トピック8月第1週~リフォーム会社のビジュアル化を加速する最新AIツール~

音声から動画作成まで
話題の最新AIツール4選

住宅リフォーム会社や工務店において、お客様へのご提案資料の作成から、ホームページやSNSでの情報発信まで、AIは日々の業務を大きく変える可能性を秘めています。専門知識がなくても、AI活用によって作業時間を短縮できるだけでなく、ご提案の質を高め、会社の魅力をより多くの人に伝える手助けとなります。

この記事では、住宅リフォーム会社の業務にすぐに役立つ、注目の最新AIツールを4つ選び、初心者の方にも分かりやすく解説します。

AIツールの活用イメージ

1. 音声から解説動画を自動生成!『NoLang』

『NoLang』は、用意した文章を読み上げた音声データをアップロードするだけで、アバターが話す解説動画を自動で作成してくれる日本発のAIツールです。
例えば、「窓リフォームのメリット」についての説明文を用意し、それを読み上げるだけで、AIがその内容に合った画像などを選びながら、キャラクターが代わりに説明してくれる動画を生成します。アバターの種類を選んだり、表示する画像を差し替えたりと、細かな調整も可能なので、会社のイメージに合った動画を手軽に作ることができます。

2. 映像を後から編集できる!『Runway Aleph』

『Runway Aleph』は、既にある動画の一部を、後からまるで魔法のように変更できるAIツールです。
例えば、撮影済みのルームツアー動画に映っている家具を別のデザインの家具に変えたり、何もなかった空間に観葉植物を追加したりすることが可能になります。
これにより、お客様の好みに合わせて複数のパターンを見せるなど、より魅力的で分かりやすい施工事例動画を作成できます。
リフォーム会社や工務店において動画編集の専門スキルがなくても、映像のクオリティを格段にアップさせられるのが大きな魅力です。(※動画はRunway公式HPより引用)

3. Googleのすごい新機能!『バーチャル試着』

Googleが発表した『バーチャル試着』は、自分の写真をアップロードするだけで、気になる商品を自分の姿に合わせて試すことができる画期的な機能です。
洋服を選ぶ際に、ECサイト上でモデルが着ているだけではイメージが湧きにくいですが、この機能を使えば、まるで本当に試着したかのようにサイズ感や似合い具合を確認できます。現在は米国でのみ利用可能です。(※動画はGoogle公式HPより引用)

4.被写体・背景・スタイルの3つの画像を組み合わせて画像生成『Kling』

『Kling』は、「こんな人」「こんな場所」「こんな雰囲気」といった画像を組み合わせるだけで、非常にリアルな画像を生成できるAIです。
このツールのすごいところは、特に人物の再現性の高さです。これまでのAIでは難しかった、複数の人物が登場するシーンでも、それぞれの表情や関係性を自然に表現できます。理想の暮らしをイメージさせる広告画像や、ホームページのメインビジュアル作成に役立ちます。

最新AI活用に関するFAQ

Q.

音声から動画を作るAIで、どんな説明動画が作れますか?

A.

はい、様々な説明動画を作成できます。
例えば、『NoLang』を使えば、「耐震リフォームの重要性」「最新キッチン設備の機能紹介」「補助金申請の流れ」といった専門的な内容も、アバターが分かりやすく解説する動画にできます。お客様への理解を深めるための強力なツールになります。

Q.

ルームツアーの動画をより魅力的にすることはできますか?

A.

『Runway Aleph』を使えば、ルームツアー動画をより魅力的にすることができるでしょう。例えば、オシャレなインテリアや観葉植物といった小物を追加することで、ちょっとした演出ができます。

Q.

自社キャラクターを使って、自然な画像を作ることはできますか?

A.

『Kling』で自社キャラクターを使った画像を生成することができます。また、『Kling』では被写体だけでなく背景も指定できるため、自社キャラクターが自社モデルルームで来客を歓迎している画像を生成することもできます。作成した画像を広告などでホームページに掲載すれば、キャラクターをコアとして自社イメージの形成にもつながります。

まとめ

今回ご紹介した4つのツールは、動画作成、画像生成、シミュレーションなど、様々な場面で住宅リフォーム会社や工務店の仕事を力強くサポートします。これまで専門スキルや多くの時間が必要だった作業も、AIを使えば誰でも、素早く、簡単に行える時代になりました。作成したコンテンツはホームページに掲載するなどして、ブランド力の向上やユーザーへの需要喚起の訴求として活用できます。

AIの進化はこれからも止まりません。自社の業務に活かせそうなものはないか、常にアンテナを張っておくことが大切です。積極的なAI活用を進めて、お客様満足度の向上とビジネスの成長を実現していきましょう。

林 幸輝のプロフィール写真

この記事を作成した人

林 幸輝

株式会社シップ WEBクリエイト部 AI推進チーム 部門長

入社後商品開発チームに所属、4年目~WEBエンジニアチームに異動。 2018年WEBエンジニアチーム部 部門長を経験後、新設のパッケージプロダクト開発部 部門長へ。 現在はWEBクリエイト部(AI推進チーム)部門長としてAI商品の開発を手掛ける。