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ホーム > スタッフブログ > AI時流情報 > ホームページ制作(リフォーム)の考え方

ホームページ制作(リフォーム)の考え方

AI検索時代に「選ばれる会社」になるための設計図

1. はじめに──AI検索の時代、ホームページの役割は変わった

今、リフォームを検討しているお客さまは、「◯◯市 外壁塗装」「キッチンリフォーム 相場」などで検索したときに、従来の検索結果(青いリンクの一覧)だけでなく、GoogleのAI概要(AI Overviews)や、各社ポータルサイトのAI回答、ChatGPTなどの生成AIからも情報を得るようになっています。

Google自身も、「人の役に立つ・信頼できるコンテンツを優先的に評価する(E-E-A-T)」と繰り返し発信しています。

E-E-A-Tとは

  • Experience:実体験に基づいた情報か
  • Expertise:専門家としての知識があるか
  • Authoritativeness:その分野で信頼されているか
  • Trust:内容が正確で、透明性があるか

私たちシップは20年以上、住宅リフォーム会社さまのホームページ制作と集客支援を続けてきました。その実務の中で、試行錯誤しながらまとめてきた考え方と、最近のAI検索の動きを重ね合わせると、

「AIに選ばれるホームページ」=
「人間にとって本当に役立つホームページ」

というシンプルな答えに行き着きます。
このページでは、シップが実際の支援現場で使っているフレームワークも交えながら、リフォーム会社さま向けにホームページの設計図を、できるだけ分かりやすく整理しました。

2. リフォーム会社のホームページにある「3つの役割」

AI検索時代の住宅リフォームHPの役割と全体像

シップでは、リフォーム会社さまのホームページの役割を、次の3つに整理しています。

  • 1. 広告(認知)としての役割
  • 2. 相談窓口(コンバージョン)としての役割
  • 3. ブランド・採用の器としての役割

2-1. 広告(認知)としての役割

代表・小松は、広告をこう定義しています。

「まだ会ったことのない人に、“こんな会社がここにあるよ”と何度も軽く挨拶するための仕組み」

新聞協会などの調査でも、インターネット広告やウェブ媒体に対しては「信頼している」と答える割合がテレビや新聞より低い、つまり“広告は半分疑いながら見ている人が多い”という結果が出ています。

それでも広告が必要なのは、リフォームは「生活上、必要になったら必ずどこかに頼む」サービスであり、「知った会社」からしか、人は選べないからです。

ホームページは、チラシや看板と連動しながら「社名・ロゴ・キャッチコピー」「施工事例・顔写真」を通じて、「あ、この会社さっきも見たな」という単純接触を積み重ねていく媒体です。

2-2. 相談窓口(コンバージョン)としての役割

もう一つの重要な役割は、「相談の入り口」になることです。
シップでは、ホームページの「成約しやすさ」を測る指標として、以下の自社指標を使っています。

成約指数 (C) = 4m + 3v + 2(i − f) − 2a
成約指数(Conversion Index)によるHP診断と改善
  • m (興味関心度):「おっ、少し覗いてみたい」と思わせるワクワク感
  • v (価値伝達度):強みやメリットが、ひと目で伝わるか
  • i (特典魅力度):無料点検・相談会・キャンペーンなど、“行動を後押しする要素”
  • f (障壁の少なさ):スマホでサクサク動くか・入力が面倒でないか
  • a (不安の少なさ):口コミ・実績・保証・会社情報などで「ここなら安心」と思えるか

この5つのバランスが整うと、お客様の気持ちは「なんとなく良さそう」から「ここに相談してみよう」にスッと動きます。

2-3. ブランド・採用の器としての役割

ホームページは、「お客様に選ばれる理由」を伝える、「この会社で働いてみたい」と思ってもらうためのブランド・採用の器でもあります。

採用ページや会社案内だけでなく、代表メッセージ、社員インタビュー、施工事例の裏側のストーリーなどを通じて、「何を大事にして仕事をしている会社なのか」を伝えていくことで、見込み客の信頼感と求職者の共感の両方を高めることができます。

3. チラシとWebのバランスを、数字で見直す

シップがご支援する中堅リフォーム会社さまの例を一つ挙げます。(数字は分かりやすく少し丸めています)

  • 商圏人口:20万人(約8万世帯)
  • チラシ配布:毎月6万部
  • 年間のチラシ+イベントなど販促費:約1,000万円
  • 一方、Webサイト+Web広告:年間100万円程度

この会社様では「うちのホームページ、全然集客できないんだよ」とおっしゃいますが、数字を整理すると以下の構造が見えてきます。

  • チラシ:商圏の大半に届くが、紙が届いた瞬間に情報が消える
  • Web:予算も情報量も不足している

さらに、国土交通省の調査でも、リフォーム実施世帯の施工業者選定方法として「以前から付き合いのあった業者」「知人等の紹介」が大きな割合を占める一方、インターネット経由はまだ一部にとどまっています。

だからこそ、ホームページは紹介・既存客からの信頼を裏付ける「顔」として、そして「今はまだ少ないが、これから確実に増えてくる」Web経由の見込み客のために、戦略的に投資していく「営業装置」として設計する必要があります。

4. ブランドを伝わるに変える「設計図」

シップでは、ブランドを「USP(他社との決定的な違い)」「ブランド・プロミス(お客様への約束)」「認知のコア(ロゴ・色・キャッチコピーなど)」の3つの軸で整理しています。
これをホームページに落とし込むときのポイントは次の通りです。

4-1. ファーストビューで「約束」を一文で言い切る

「◯◯市で外壁塗装と屋根リフォームを専門にする会社です」「◯◯市で年間3,000件、地域密着の総合リフォーム会社です」など、“誰に・何を・どのくらい提供している会社か”を一文で言い切るキャッチコピーを、メインビジュアルとセットで出します。

4-2. 「選ばれる理由」ページでUSPを分解する

下請けに出さない自社施工、有資格者の数、耐久性・保証内容、ショールームの有無・規模などを、「当たり前のようで他社にはない強み」として整理し、写真・数字・事例をセットで説明します。

4-3. 実際の事例とクチコミをブランドの証拠にする

ビフォーアフター写真、工事内容・金額帯・工期、お客様の声・Googleクチコミなどを「ブランドの証拠」として配置し、単なる自己紹介ではなく“お客様が感じたブランド”を見せていきます。

5. コンテンツ設計──AI検索に強い「一次情報」のつくり方

AI検索(AIO)に強いコンテンツ設計と構造

AI検索は、いろいろなサイトから「一部の文章だけを切り出して」回答をつくります。そのときに選ばれやすいのは、次のようなコンテンツです。

  • 実際の体験に基づいた説明(Experience)
  • 専門用語を噛み砕いた解説(Expertise)
  • 具体的な数字・比較・事例(Authoritativeness)
  • 会社情報・料金・保証などがきちんと明記されているページ(Trust)

5-1. リフォームHPに必須のコンテンツ一覧

シップの支援経験と、自社ブログの整理から、最低限そろえたいコンテンツは次の通りです。

会社・ブランド系

  • 会社概要(沿革・拠点・対応エリア)
  • 経営理念・代表メッセージ
  • スタッフ紹介・職人紹介

サービス・工事メニュー系

  • 工事別ページ(外壁/屋根/水まわり/内装など)
  • 価格の目安と、価格に含まれる工事範囲
  • 断熱・耐震・性能向上リフォームの説明

一次情報(現場)系

  • 施工事例(エリア/工事内容/金額/工期/写真)
  • お客様の声(Googleクチコミとの連動)
  • SNSに投稿している写真・動画の活用

集客・教育・AI系

  • コラム・ブログ(FAQ/補助金/塗料比較など)
  • セミナー・イベント情報
  • 相談窓口(電話・メール・LINE・来店予約)
  • AIチャットボット

5-2. インスタを「サイトコンテンツ化」する

インスタは“現場の日記”として最高の素材。それをホームページに“正式な履歴”として残しましょう。

インスタの施工写真+キャプション、現場の雰囲気や職人の仕事ぶり、イベントの様子などを、工事別・エリア別の事例ページとしてホームページ側に整理し直すことで、AI検索から見ても「一次情報の厚いサイト」になり、将来、AIチャットの学習データとしても活用できる土台ができます。

6. 成約指数(Conversion Index)でホームページを“診断”する

先ほど触れた成約指数(C)を、もう少し具体的に活用してみます。

C = 4m + 3v + 2(i − f) − 2a

6-1. 5つの視点の「よくある改善ポイント」

  • m:興味関心度
    × ファーストビューに「誰向け・何の専門家か」が書かれていない
    × 写真が素材集ばかりで“自社らしさ”が伝わらない
  • v:価値伝達度
    × 「安い」「丁寧」など抽象的な言葉しかない
    × 実績数・施工件数・店舗数などの数字が出ていない
  • i:特典魅力度
    × 無料点検や相談会はやっているが、告知していない
    × 予約特典など“今動く理由”が弱い
  • f:障壁の少なさ
    × スマホでメニューが分かりにくい、問合せフォームが長い
  • a:不安の少なさ
    × Googleクチコミへの導線がない、保証の説明が薄い

6-2. 成約指数を底上げする7つの打ち手(例)

シップの今までのブログでも、成約指数を底上げする打ち手として、例えば次のようなものを紹介しています。

  1. ブランド統一(m・vアップ):看板・チラシ・名刺とサイトのトーンを揃える
  2. AI検索対策(AIO)(m・vアップ):よくある質問をFAQ形式で整理し、構造化データを伝える
  3. AIチャットボット導入(f・aダウン):営業時間外でも「よくある質問」に即時回答
  4. スマホ表示・表示速度の改善(fダウン)
  5. 施工事例の件数と情報量アップ(v・aアップ)
  6. Googleクチコミの掲載・導線強化(aダウン)
  7. お問い合わせ導線の明確化(iアップ・fダウン)

これらを一つずつ行うだけでも効果がありますが、ブランド設計 × 成約指数 × AI検索対策 を組み合わせることで、AI検索から見ても「選ばれやすいサイト構造」になります。

7. AI検索(AIO)に強いホームページのつくり方

Googleは、AI Overviews や AIモードなど、検索結果の中でAIが要約して答える機能を増やしています。このときに重要になるのが、「質問形式の見出し(H2/H3)」「最初に“結論の一文”を書く習慣」「FAQ形式と構造化データ」です。

7-1. 見出しを「質問+答え」にする

例:

Q. リフォーム会社のホームページは何のためにあるのか?
A. 新規のお客様との接点をつくり、自社の立ち位置(ポジション)を伝え、名簿(懸場帳)を増やすための営業装置です。

Q. 集客できるリフォームホームページの3つのポイントは?
A. 「ブランド構築」「運用計画」「反響を高めるデザイン」の3つです。

このように書いておくと、AI検索が回答をつくるときに、そのまま引用しやすくなります。

7-2. FAQと構造化データ

「工事の費用感」「工期の目安」「保証・アフターサービス」「対応エリア」など、よく聞かれる質問はQ&A形式でまとめておき、可能であれば開発側でFAQの構造化データを入れておきます。これにより、通常の検索結果からもAI検索からも、“引用しやすい情報の塊”として扱われます。

8. アクセス解析を「AIで読む」時代の運用

シップでは、GA4などのアクセスデータを、ChatGPTなどのAIに読み込ませて分析する取り組みも始めています。

  • 自然検索から最も読まれている記事
  • CVに一番貢献している“隠れキーページ”
  • PCとスマホで大きく数字が違うページ

などを会話形式で洗い出すことで、「どの記事を伸ばすべきか」「どの導線を強化すべきか」が見えやすくなります。
Google自身も「人の役に立つ・信頼できるコンテンツ」を評価軸にしているので、AIを使ったアクセス解析では、「このページはどんな悩みを持つ人にとって価値があるのか?」という視点で読み解いていくのがポイントです。

9. ホームページ × AIチャットの「二刀流」

ホームページ × AIチャットの「二刀流」戦略

シップは自社サイト上で、AIスタッフ みらい(サービスや制作実績への質問に24時間対応)を運用しています。
リフォーム会社さま向けにも、「AI住まい相談チャット」「AI採用相談チャット」「AIアフターサービス相談チャット」など、ホームページと連動したAIチャットの二刀流をご提案しています。

ポイントは、AIに読み込ませるナレッジの中身です。

  • 施工事例・工事メニュー・価格の考え方
  • よくある質問・補助金・保証制度
  • 代表メッセージやブランドストーリー

などをAIに学習させておくことで、「この会社のホームページを読んだのと同じくらいの情報」を24時間、会話形式で提供できる状態をつくることができます。

AI検索から見ても、情報量の多いホームページとそれを活用するAIチャットが一体となったサイトは、「ユーザーにとって便利な窓口」と評価されやすくなります。

10. 用語メモ──シップ独自の言葉の補足

記事の中で出てきた、少し独特な言葉を簡単にまとめておきます。

懸場帳3.0(けんばちょう さんてんぜろ)

もともと大工さんが現場ごとの名簿(懸場帳)を持っていたことから、シップでは「リフォーム会社にとっての“お客様名簿”」をそう呼んでいます。

  • 1.0:紙の名簿・台帳
  • 2.0:Excelや顧客管理ソフトでの名簿
  • 3.0:ホームページやAI・LINE・SNSとつながっている“生きた名簿”

「会って終わり」ではなく「出会いを積み上げる名簿」という意味を込めています。

エモーショナルリレー

お客様の感情の流れを、広告・ホームページでの「興味・期待」→商談・現場での「安心・納得」→完工後・アフターでの「感謝・信頼」というふうにバトンリレーのように受け渡していく考え方です。

AIO(AI検索最適化)

SEO(検索エンジン最適化)ではなく、AI検索(AIによる要約・回答)にコンテンツを正しく届けるための工夫を、シップでは AIO(AI Overview / AI Optimization)と呼んでいます。「質問形式の見出し」「一文で言い切った結論」「FAQ・構造化データ」「一次情報と数字・事例」を整えることが中心です。

11. まとめ──AI検索時代のリフォームHPチェックリスト

  • ホームページの役割(広告・相談窓口・ブランド)の3つを意識している
  • ファーストビューで「誰に・何を・どれくらい」提供している会社かが伝わる
  • 成約指数(m・v・i・f・a)の5つの視点でページを点検できている
  • 施工事例・お客様の声・クチコミなど一次情報が十分にある
  • FAQやコラムで、お客様の具体的な悩みを言語化している
  • インスタやGoogleビジネスプロフィールの情報をサイトに活かしている
  • AI検索を意識した見出し・構造(Q&A・構造化データ)がある
  • GA4などのアクセス解析を、AIも活用しながら戦略に落とし込んでいる
  • ホームページとAIチャット(LINEなど含む)の二刀流で、24時間の相談窓口を用意している

もし、いくつかチェックが付かなかった項目があれば、それは「これから伸ばせる余白」でもあります。

株式会社シップは、こうした考え方をもとに、全国の住宅リフォーム会社さまのホームページ制作、Webマーケティングサポート、AIチャット・AI活用をお手伝いしています。
「うちのホームページの場合、どこから手を付ければいい?」という段階でも、お気軽にご相談ください。



本記事の内容は、代表小松の ビフォーアフター社長日記でも紹介しています


林 幸輝のプロフィール写真

この記事を作成した人

林 幸輝

株式会社シップ WEBクリエイト部 エンジニア 部門長

入社後商品開発チームに所属、4年目~WEBエンジニアチームに異動。 2018年WEBエンジニアチーム部 部門長を経験後、新設のパッケージプロダクト開発部 部門長へ。 現在はWEBクリエイト部(開発チーム)部門長としてAI商品の開発を手掛ける。

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