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リフォーム・リノベ+不動産+新築のワンストップサービス

市場縮小時代の選択する住宅会社のひとつの可能性

ゆいまーるClub

リフォーム・リノベ+不動産+新築のワンストップサービス

市場縮小時代の選択する住宅会社のひとつの可能性

ゆいまーるClub
代表 加藤 栄

株式会社シップ

小松

小松 加藤社長がリフォーム業に参入されたのは2008年ですかね?

ゆいまーるClub

加藤

加藤 そうです。
その前年の12月SHIPリフォームセミナーに参加して、自然素材のコンセプトでショールームを作って、仲間も採用して本格的にリフォーム事業を始めました。

株式会社シップ

小松

小松 もともとが建売住宅出身ですから不動産の仕入れ、解体、建築、販売と住宅に関して一通りのスキルはあったわけですが、不動産+リフォームという今注目の事業モデルを当初から始めていました。

ゆいまーるClub

加藤

加藤 リフォームはSHIPさんのホームページで集客の仕組みはできていました。
でもリフォームの基盤になる既存客がいたわけではないので、もうひとつの柱としてお客様の不動産探しを支援して、その物件のリフォーム工事や新築工事をいただくというモデルが自然とできてきました。

株式会社シップ

小松

小松 その比率は?

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加藤

加藤 あえて区分すれば半々ですね。
リフォーム単独が2.5億円、不動産絡みが2.5億円というところです。

株式会社シップ

小松

小松 リフォーム事業に不動産を絡めるのに、自ら不動産流通に関わる場合と自身はそこに関わらない場合とがありますが、ゆいまーるClubさんは後者です。
宅建免許は当然必要ですがこれから不動産を取り入れたいリフォーム会社には取り組みやすい形だと思うんですよね。

ゆいまーるClub

加藤

加藤 先日、今住んでいる自宅(マンション)を売って、新築戸建(注文住宅)に住み替えたいという人がいました。
当社は注文住宅用地を常時ストックしていますので今回それを提供させてもらいました。
単独だと売る仲介手数料、用地取得費用と仲介手数料と新築工事費用が掛かります。
リフォーム会社としてこういう案件に関わると、自分の所に入るはずの仲介手数料を調整することによって、お客様にも不動産会社にもメリットを出せるんです。
金額面だけでなく住み替えへの関わりができますのでお客様の好みを反映した注文住宅も実現できますね。

株式会社シップ

小松

小松 このご時世に新築が好調のようですね。

ゆいまーるClub

加藤

加藤 環境循環型住宅むくむくはうすの効果です。
従来の住宅営業とは違って、ワークショップを通じて自分の価値観を確かめながら進める「一緒に造る楽しい家」ですから、いつの間にか競合がいなくなるんです。

株式会社シップ

小松

小松 お客様の需要がどこから始まっても対応できて、最適なところにおさめることができるという意味で、「リフォーム+不動産+新築のワンストップ化」というのは縮小していく市場を考えれば選択する経営形態のひとつだと再確認しました。

情報誌SHIP VOL.5(2015年7月)掲載

まとめ WEBの入り口で新規のリフォーム需要を取り込む
不動産会社との連携
不動産探しから始まるリフォーム・リノベーション、新築の需要も取り込む

ゆいまーるClub

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代表 加藤 栄

1969年生まれ、沖縄県出身。
「お客様がマイホームに対して持つ、夢をかなえたい」と、自然素材を使ったリフォームや新築工事・不動産売買を手がけるゆいまーるClub社代表。
丁寧な対応を心がけ、生活者の健康と地球環境に配慮した住宅を提供している。
2008年春、健康・快適・省エネ・デザイン・地球環境問題を強く意識し、「むくむくはうす」に加入。

株式会社シップ

株式会社シップ
代表取締役 小松 信幸

建築CAD会社社長、エクステリアCAD会社社長を務め、2001年住宅リフォーム会社の業績アップ支援に特化した株式会社シップ創業。
住宅リフォーム事業支援に特化したDERUKUI(出る杭)集団の株式会社シップ代表取締役。支援先600社に対し提供しているのは、Web上の”なんか、この会社いいね”の顧客体験(Wex)。