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ネット集客はアクセス数からエンゲージメントを高めることに変わっていく

Facebookで成約月2~3件、問合せ月10件

有限会社丸善工業

ネット集客はアクセス数からエンゲージメントを高めることに変わっていく

Facebookで成約月2~3件、問合せ月10件

有限会社丸善工業
代表取締役 長 善規

株式会社シップ

小松

小松 2月6日弊社での職人起業塾セミナーの後、トリプリメディア戦略「おれのガレージ」の爆発ぶり(笑)を伺いました。

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シップさんで「おれのガレージ」のFacebookページ、ホームページを開設したのが2015年5月頃でしょうか。半年でFacebook(以下FB)ページの「いいね!」は1500件、問い合わせは月に4~5件、成約が1件弱、平均施工単価は300万くらいと上々のスタートを切りました。

株式会社シップ

小松

小松 2015年から16年にかけて弊社のFBセミナーでも講師をやっていただき、ありがとうございました。

有限会社丸善工業

最近ではFBページの「いいね!」は1900件、問い合わせは月に10件弱、成約が2~3件、人手不足で追いかけられない状態です。
もちろんこちらから営業することはありません。すべてホームページとブログ、FBページからです。ホームページにも正直に価格帯を載せることによって「とりあえず見積もり客」の問い合わせが減りました。
平均施工単価も450万くらいに上がっています。BtoBからの引き合いも増え、1000万弱の工事も動いています。

株式会社シップ

小松

小松 1年で3倍~4倍の創客効果増ですね。FBページの運用では、交流度とかエンゲージメントという指数が出ますが、僕はリフォーム会社のネットのKPIも単なるアクセス数からそちらに変わってきていると思います。その上でそれらを高めていくにはもちろん文章や表現力は大切ですが、やはり現場の実力、現実の技術力、お客様のWAO!ですよね。

有限会社丸善工業

「おれのガレージ」は最初は文字通り車庫の延長のガレージの事例ばかりでした。
しかし、ブログなどを見てくれた人のリクエストで、もともと木造で培った断熱や気密の技術やデザイン性&遊び心と生業の鉄骨の骨組みなどの施工力が融合した結果「おれのガレージ」の可能性が一気に広がっていきました。

株式会社シップ

小松

小松 お客様になる人は長さん個人FBの記事にも触れ、個人の価値観に共感されることも多いでしょうね。

有限会社丸善工業

以前は仕事と私生活を分けて考えていましたが、今はオンもオフもありません。自然体で仕事も私生活も打ち込んでいます。なので私の娘もお客様のショールームめぐりに行ってお客様のお子さんと遊んでもらってます。新築もリフォームもガレージも一生のお付き合いだと思っているので、ほんと家族ぐるみのお付き合いです。

株式会社シップ

小松

小松 改めて、長さんの夢はなんですか?

有限会社丸善工業

「育みの村」を作ること!です。自然素材の家づくり、農園、DIY、そば打ち、クルマいじり、子育てなど「暮らしを楽しむ」想いを共感してくれる人たちとコミュニティを作りたいです。
5年後、うちの敷地(果樹園)を活用して、その後はその村づくりの仕組みを全国へ♪
そのためにも栃木の家守り・鉄守りとして栃木の「働く・暮らす」を支えていきます。

株式会社シップ

小松

小松 「おれのガレージ」もその夢のひとつですね。

有限会社丸善工業

ただガレージが作っているのではなく、住まい手のガレージライフをカタチにするということです。これから先、新築・リフォーム・ガレージの化学変化が楽しみで仕方ありません!

情報誌SHIP VOL.10 (2017年11月)掲載

まとめ WEBサイトの創客への活用はアクセス数から交流度、エンゲージメント率へ
自己主張や広告ではない、共感が顧客創りの核になる

有限会社丸善工業

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代表取締役 長 善規

丸善工業社3代目代表。地元栃木に本社を構える。平成20年に「育みの家」を開設し、エコデザイン住宅、エコリフォーム、ガレージをデザイン・施工管理をしている。Facebookページのファン数(いいね!)1900人以上。

株式会社シップ

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代表取締役 小松 信幸

建築CAD会社社長、エクステリアCAD会社社長を務め、2001年住宅リフォーム会社の業績アップ支援に特化した株式会社シップ創業。
住宅リフォーム事業支援に特化したDERUKUI(出る杭)集団の株式会社シップ代表取締役。支援先600社に対し提供しているのは、Web上の”なんか、この会社いいね”の顧客体験(Wex)。