「AIに推される会社」インタビュー
♯シップ斎藤の推し対談vol.3
24時間「推し」が新人をナビゲート!?
ガラスブラザーズが繋ぐ、ファンと社員と伝統

「AIに推される会社」インタビュー
♯シップ斎藤の推し対談vol.3
24時間「推し」が新人をナビゲート!?
ガラスブラザーズが繋ぐ、ファンと社員と伝統
株式会社伊沢ガラス(屋号:リフォーム本舗スマイル)
総務部
青木 咲歩
「伊沢ガラスで自分らしく」を合言葉に、個性豊かな社員が家族のように支え合う伊沢ガラス様。自社公式キャラクター「ガラスブラザーズ(通称:ガラブラ)」をAI化し、リクルートサイトへ導入。SNSフォロワー1700人を超え、グッズ販売まで行う人気者が、今、採用と教育の現場で「24時間・無人化対応」の旗振り役として驚きの化学反応を起こしています。生みの親である総務課の青木さんに、シップ取材チームが迫りました。
採用サイトが「社内の絆」を再確認する鏡に
シップ斎藤(以下、斎藤)
シップ斎藤(以下、斎藤) 懐かしいなと思うのが、コーポレートサイトを作らせていただいて、リクルートサイトも作らせていただいて、その手前のシップとのお付き合いの一番最初はBtoC向けの窓・ドアのサイトを作らせていただきましたよね。最初の施策で、伊沢社長がこの補助金の波に乗ってBtoC向けをやっていきたいとおっしゃっていたので、そこがドンピシャだったのかなと。
青木さん(以下、敬称略)
青木さん(以下、敬称略)
そうですね。
以前と比べると、新規のお客様は結構増えたかなと思います。
斎藤
斎藤 採用サイトでは社員インタビューも非常に反響があったそうですね。
青木
青木 社内でも「すごく良かった」「泣いた」という声がありました(笑)。普段の業務ではなかなか聞けない「仕事への熱い思い」や「社長の社員を家族として見るやさしさ」を改めて言葉で見ることで、社員同士でも新しく知る部分が多かったです。
斎藤
斎藤 採用のためのサイトが、結果として社内の相互理解ツールになっているのは嬉しいですね。
青木
青木 そうですね。働いている側にとっても「うちってこういう会社なんだ」と再確認できる。もし私がお客さんだったら、このインタビューを読んで「この会社に頼みたい」と思う内容でした。技術だけでなく、そこにいる「人」が見える安心感は、採用もリフォームも同じなんだなと感じました。
きっかけは落書き!社長が認めた“会社のブランディング”
斎藤
斎藤 伊沢ガラスさんといえば「ガラスブラザーズ」で、採用サイトのAIに使わせていただいていますが、一般的な「会社情報を整理して答えるAI」とは一線を画しています。
青木
青木 そうですね(笑)。
斎藤
斎藤 もともと地域やSNSで親しまれている「ガラスブラザーズ」そのものがAIになっている。この入口が凄く面白いです。まずは原点ですが、この「ガラスブラザーズ」はどのように誕生したんですか?
青木
青木 本当に最初は落書きでした。私が描いていたものを社長が見て、「面白いキャラだね、うちのキャラにしてみない?」と言ってくれたのが始まりです。
斎藤
斎藤 それがすごい(笑)、社長がその個性を認め、最初から信じてくれたんですね。
青木
青木
最初は社内でも「本当にこれを使うの?」みたいな空気も少しあったんですけど、少しずつブログに出したり、お客様にお配りするティッシュケースのノベルティに入れたりしていくうちに、反応が増えていきました。
今はX(旧Twitter)での活動が主となっていて、毎日投稿しています。フォロワーも1700人くらいになっていて、胸きゅん系の投稿やリクエストに合わせた投稿をするとかなり反応があります!
斎藤
斎藤 すごい(笑)
青木
青木 最初はここまで広がると思っていなかったです。去年はグッズも作って、ECサイトも立ち上げてTシャツやアクリルキーホルダーも販売しました。社内では「本当に買ってくれる人いるのかな」と言われていたんですけど、実際に購入してくださる方がいて。
斎藤
斎藤 地域イベントでも社員全員で着用されたとか。やばいですね。完全に“推されている”状態ですね。このTシャツ欲しい・・・(笑)。
青木
青木 電話でも「ガラスのキャラがいる会社ですよね」と言われることがあります。チラシにも載せているので、キャラクターで覚えてもらえている感じがありますね。
伝統を重んじ、新しいアイデアを「形」にする社風
斎藤
斎藤 今回のAI、単なるテキストチャットだけじゃないのが凄いですよね。音声で直接対話ができる上に、4人それぞれの声のトーンや口調まで見事に再現されています。
青木
青木 そうなんです。口調にはかなりこだわってシップさんと打ち合わせを重ねました。ただ情報を出すだけじゃなくて、キャラそれぞれの個性が声に乗って返ってくるので、より「そこにいる」感じがしますよね。
斎藤
斎藤 しかも、中身の理解度が非常に高いんです。サイトに掲載している社員インタビューの内容はもちろん、伊沢ガラスの歴史や具体的な仕事内容、社長の想いまでしっかり学習しています。チャットでも「ラジオ出演や企画など、社員のやりたいことに社長自らチャンスを与えてくれる」という回答がありました。
青木
青木 そうなんです。
斎藤
斎藤 ガラスブラザーズという公式キャラクターが生まれ、ここまで自由に活動できていること自体が、伊沢ガラスの柔軟な社風を証明していると思います。「他の会社より優れているところは?」と聞けば、歴史に裏打ちされた信頼や、新しいことに挑戦する姿勢などを、キャラクターらしい言葉でガラブラが完璧に答えてくれます。
青木
青木 伝統を大事にしつつも、社員のやりたいことにチャンスを与えてくれるという「伊沢ガラスの空気感」まで、AIがしっかり理解して話してくれるのは驚きました。
先輩に気を遣わなくていい!?「4人の性格」が新人を救う24時間無人教育
斎藤
斎藤 このAIですが、入社後のフォローにも活用できそうだというメリットもありますよね。
青木
青木 入社したばかりだと、本当に細かいところで迷うことが多いと思うんです。電話対応ひとつでも、「誰につなげればいいんだろう」と迷ったり。そういう時に、先輩に毎回聞くのはどうしても気を使うと思うので、ガラスブラザーズならまず気軽に、24時間自分のタイミングで確認できる。
斎藤
斎藤 しかも今回は4人いるので、好きなキャラクターを選んで対話できるのが面白いですよね。
青木
青木 4人それぞれ性格が違うので、少し厳しく言ってほしい時はクールなキャラ、やわらかく聞きたい時は別のキャラ、とその日の気分で選べる。普通のAIだとそこまで感情が入らないですけど、声もトーンもキャラクターそのものなので、学生さんにも「なんか面白い会社だな」と感じてもらえると思います。
斎藤
斎藤 忙しい先輩の手を止めさせる罪悪感なく、無人のAIから自分のタイミングで「伊沢ガラスの流儀」を学べる。しかもログが残るので、どこで迷っているかが見えるのも教える側には大きいですよね。
採用からリフォーム相談まで“推し”が活躍する未来
斎藤
斎藤 「推し」という身近な存在を取り入れているだけで、社長の柔軟さや、社風の良さが直感的に伝わります。
青木
青木 キャラクターによって、建築業の「お堅い壁」が壊せると思うんです。今後はリクルートだけでなく、リフォームのサイトにも「チャット・ガラスブラザーズ」を導入したいですね。一般のお客様こそ、補助金の話や窓の悩みを、24時間稼働の彼らに気軽に聞いてほしいですから。
斎藤
斎藤 キャラクターという入り口で興味を持ち、無人のAIで対話し、最後は現場の温かいスタッフに会って感動する。この一連の体験こそが、伊沢ガラスさんが目指す「自分らしく」働ける未来に繋がっていくのだと感じました。
リフォーム産業新聞(2026年3月)掲載
編集後記
青木さんの「落書き」を資産に変えた伊澤社長の懐の深さと、それをAIという「24時間の広報・新人教育担当」にまで昇華させた創造力には脱帽です。
キャラクターという一見キャッチーな入り口の奥にあるのは、「社員の意見を大切にする」「困っていそうな人がいたら声を掛ける」という、伝統と進化を両立させた深い愛情。AIガラスブラザーズによる求職者や新入社員への無人化対応は、その体温をデジタルで24時間絶やさず伝える、まさに「愛の宿った推し活」だと感じました。
ちなみに私はクロス推しです♡

株式会社伊沢ガラス(屋号:リフォーム本舗スマイル)
総務部 青木 咲歩
株式会社伊沢ガラスは昭和22年創業。栃木県を中心に、「小さな仕事も真心込めて」を合言葉にガラスの修理から、窓・ドアのリフォームまで展開。長い歴史に裏打ちされた信頼と実績を誇る。社員による「ガラスブラザーズ」のプロデュースを通じて、独自のファンマーケティングと採用ブランディングを確立。
株式会社シップ
取締役/WEBクリエイト部 部門長 斎藤 葵 斎藤 葵
2012年入社。広報・営業部の経験を経て 現在は商品サービス部門でチームマネージャー、WEBディレクター、広報を兼任。








