「AIに推される会社」インタビュー
♯シップ斎藤の推し対談vol.10
愉快なキャラで再始動!
キャラクター×AIで拓く、
地域一番店のリブランディング戦略

「AIに推される会社」インタビュー
♯シップ斎藤の推し対談vol.10
愉快なキャラで再始動!
キャラクター×AIで拓く、
地域一番店のリブランディング戦略
株式会社マエダハウジング
マエダハウジングホールディングス 本部 販促企画室
原田 愛子
広島県内でリフォーム・新築・不動産を幅広く展開し、累計3.6万件以上の実績を持つ地域No.1ブランドの株式会社マエダハウジング様。同社が運営する水まわりリフォーム専門店「リフレ」では、Webサイトの刷新に伴い、かつて誕生し長年「封印」状態にあったキャラクター「リフレンズ(みずるん)」をAIチャットボットとして復活・実装しました。 GoogleのAI概要(AIO)表示数が2倍以上に急増した集客戦略、サイト問い合わせの1/2をAIが担う実績、そして「対人ではなく自分のペースで情報収集したい」という時代のお客様の潜在ニーズに応える新たなリブランディングとWebナーチャリング戦略についてお話を伺いました。
「AIの時代の流れ」が背中を押したWebリニューアルと、AIO対策の衝撃
シップ斎藤(以下、斎藤)
シップ斎藤(以下、斎藤) マエダハウジング様といえば、広島で3.6万件以上の施工実績を誇るNo.1工務店ですが、今回、水まわりリフォーム専門店「リフレ」のWebサイトを大刷新されました。3〜4年ほど前からサイトの更新や構造整理についてご検討されていたとお聞きしましたが、リニューアルに踏み切った一番のきっかけは何だったのでしょうか?
マエダ 原田 愛子(以下、原田)
マエダ 原田 愛子(以下、原田) 正直、以前のサイトは下層コンテンツが膨大で、お客様に見られていないページが多く整理が大変でした。担当者の育成や更新の手間も課題で「やれたらいいな」と思いながらもなかなか進まなかったんです。ただ、2025年9月あたりから自然検索の挙動が変わり、「GoogleのAI(AI概要)にどう選ばれるか」という経営上のテーマが出てきた。お客様からも「GPTで検索したらマエダハウジングが出てきた」「AIに聞いたから」という声が増えてきて、「これはやらなくちゃいけない!」と時代の変化が背中を押してくれました。
斎藤
斎藤 時代の波を的確に捉えられたわけですね!実際にAIO(AI概要)を意識したサイト構造へリニューアルした結果、GoogleのAI概要への表示数が2倍以上に跳ね上がっている結果も出ています!
原田
原田 もともとリフレのサイトは数字が伸び悩んでいたのですが、リニューアルしてAIを搭載してから一気に問い合わせが伸びていて、手応えを強く感じています。
10数年の時を経て復活した「リフレンズ」
斎藤
斎藤 今回のリニューアルでリフレの「認知のコア」になった「リフレンズ」について教えてください。
原田
原田 もともと10数年前に別ターゲット層を獲得する戦略で著名なデザイナーさんに描いていただいたキャラクターなんです。シールや動画まで作っていただいたんですが、子ども向けからスタートしたこともあってターゲットの中高年層にはうまくハマらず、実は長年「封印」状態だったんです(笑)。
斎藤
斎藤 それが今回、「認知のコア」として、AIチャットボットとして今一度脚光を浴びることになったんですね。きっかけはなんだったのでしょうか。
原田
原田 きっかけとして大きいのは、伊沢ガラス様のガラスブラザーズですね。
斎藤
斎藤
個性的なキャラクターで認知浸透というか「推し活」させていくという(笑)。
リフレンズもみずるん以外にもお風呂の「バスドン」や給湯器の「キュートッキー」など個性豊かなキャラがたくさんいますし「推し」を見つけてもらいたいですね。私は「バスドン」推しです(笑)。
原田
原田 バスドンですか!(笑) 私はやっぱり「シンクロー」推しですね。今、サイトだけでなくSNSの更新にも登場させているのですが、今後はイベントでグッズをプレゼントしたり人気キャラ投票をやったりと、今後はリアルなファンづくりにも繋げていきたいですね。
問い合わせの「半分」がAI経由。「水まわりの気持ち」を代弁するAI
斎藤
斎藤 リフレンズの 「みずるん」が AIキャラクターとして活躍してくれているわけですが、導入後のデータとして現在サイト全体の問い合わせの約2分の1(50%)がAIチャット経由になっています。
斎藤
斎藤 AIに期待いただいていたことはどういったところでしたか?
原田
原田 一番期待していたのは定休日や夜間の対応だったのですが、AIチャット利用の7割が営業時間外(夜間・定休日)に集中しています。朝出社すると、夜間にAIがしっかり接客して問い合わせまで完了してくれている。微妙な電話対応も減り、スタッフの負担軽減にもなっています。あとは大手企業しか導入していないような最新のAI体験を地域専門店が提供することで地域の信頼感にも繋がるかなと思いました。
斎藤
斎藤
ありがとうございます。実際に営業時間外の対応も7割となっています。
「みずるん」のチャット体験がすごくユニークで、お客様のおうちの「水まわりの気持ち(キッチンの気持ち、トイレの気持ちなど)」をAIが代弁しながら対話が進みます。
ログを見ても、給湯器の故障相談には不安を和らげる応急措置を伝えつつスムーズにお電話へ誘導していたり、トイレの不具合相談から支払い方法まで即座に案内しています。
原田
原田 そうですね。何より大きいのは「お客様の見えない潜在ニーズ」が可視化されたことです。対人だと「まだ見積もり段階だし申し訳ない」「営業されたくない」と遠慮してしまうお客様も、AI相手なら自分のペースで勝手に情報収集できる。お客様の「対人で対応してほしくない」という本音のニーズに対応できたことで、次に私たちが打ち出すべき施策や商品がはっきりと見えてきました。
見えないニーズに応える、Web上のナーチャリング
斎藤
斎藤 今後はどのような展開をお考えですか?
原田
原田 今、マエダハウジングの「本体サイト」にもAIの本格導入を進めています。Webサイトに来られるお客様のナーチャリング(育成)や信頼構築を、Web上で自動化していきたいですね。
斎藤
斎藤 本体のリフォームサイトのキャラクターは、前田会長の予定ですよね(笑)。
原田
原田 はい(笑)。マエダハウジングを熟知した「AI会長」をサイト上に誕生させようかと考えています。対人で話す前の段階で、お客様が自分のペースで気軽に相談し、知識や信頼を深めてもらう。営業担当が現地にお伺いするまでの間、Web上で「AI会長」がしっかりとお客様の相談に乗り、手厚く接客してくれるような世界観を作りたいです。
斎藤
斎藤 時代が「AIに聞く」フェーズに入ったからこそ、お客様の本音のニーズを捉えたWeb上での自動ナーチャリングと初期接客の仕組みが不可欠ですね。
原田
原田 まさにそうです。AIに任せられる初期対応や情報提供は徹底的に任せ、Web上でお客様との信頼関係を自動で構築していく。この新しい集客モデルで、これからも地域の皆様の暮らしを支えていきたいですね。
斎藤
斎藤 10数年の時を経てAIとして蘇った「リフレンズ」、ポイントを押さえたリブランディング、そしてこれから誕生する「AI会長」とともに、マエダハウジング様の新たな挑戦を全力でサポートさせていただきます!本日はありがとうございました。
編集後記
かつて誕生し封印されていた「リフレンズ」を単なるツールとしてではなく、「水まわりの気持ちを代弁する」という遊び心あふれるAIキャラクターとして蘇らせ、見事なリブランディングへと昇華させたマエダハウジング様。最も強く印象に残ったのは、広島No.1という確固たる実績と知名度を持ちながら、決してたゆむことなく時代に合わせて常に挑戦を続ける姿勢。確かな実績という土台の上に、時代に合わせた取組みとお客様をクスッと笑顔にさせる遊び心と柔軟さ。これこそが、地域のNo.1企業であり続ける理由なのだと感銘を受けました。
(取材・構成:株式会社シップ 斎藤葵)

株式会社マエダハウジング
マエダハウジングホールディングス 本部 販促企画室 原田 愛子
広島創業33年、累計3.6万件以上の施工実績を誇る広島県No.1の住宅リフォーム・リノベーション・不動産・新築事業者。同社が運営する水まわりリフォーム専門店「リフレ」は、廿日市店・宇品店にリアルショールームを展開。「リフレ」Webサイトの刷新に伴い、AIキャラクター「リフレンズ」を活用したAIO/AI集客・リブランディング戦略を推進中。
株式会社シップ
取締役/WEBクリエイト部 部門長
斎藤 葵
2012年入社。広報・営業部の経験を経て 現在は商品サービス部門でチームマネージャー、WEBディレクター、広報を兼任。













