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なぜ私達はAIで社歌ムービーを作ったのか?

なぜAIで社歌ムービーを作ったのか?
リフォーム会社様と向き合う私達からの、採用DX提案です。

株式会社シップは、多くのリフォーム会社様をクライアントに持ち、Webマーケティングやブランディング戦略の支援をさせていただいている会社です。

日々、クライアントの皆様と真摯に向き合う中で、業界に共通する一つの大きな課題を痛感しています。それは、「人材採用」、特に「若手人材の獲得」と「先進的な企業イメージの構築」です。

その課題に対し、私たち自身がまず実験台となり、ある施策を試みました。それが「AIによる社歌アニメムービーの制作」です。この取り組みは、リフォーム会社様の人材獲得にもヒントになる一手だと確信しています。

AIが生成したアニメ風の社歌ムービーのイメージ

なぜ私たちが、社歌のAIムービーを作ったのか

時間とリソースを投じて自社のムービーを制作した理由は、ただ一つ。「ワクワクする会社でありたい。」という想いからです。
実写の動画もいいのですが、生成AIというツールを使って、効率よく色々なバリエーションでの動画をどんどんつくることで、社員が、ワクワク感・新鮮な気持ちを持って社歌を愛することができるはずだ!と考えました。

リフォーム業界の採用に、このAI活用が「効く」理由

では、なぜこの「AIアニメ動画」がリフォーム会社の採用活動に有効なのでしょうか。それは、業界特有の魅力と現代の求職者の価値観を、効果的に結びつけることができるからです。

1. 「伝統×革新」のギャップで、興味を惹きつける

「職人技」「温かい社風」といった伝統的な魅力を持つリフォーム会社様が、「AI」という先進技術を活用することで、求職者(特にデジタルネイティブな若年層)に「面白そうな会社だ」「新しいことに挑戦できる環境だ」という強烈なインパクトを与えます。

2. 事業内容や企業文化を、直感的に伝える

施工事例の写真やお客様の声をアニメーション化することで、仕事のやりがいや会社の雰囲気を、言葉以上に雄弁に、そして親しみやすく伝えることが可能です。

この取り組みを通じて得た知見は、リフォーム業界の皆様が直面する課題解決に直結すると、私たちは確信しています。

【ノウハウ公開】貴社でも応用可能なAIムービー制作プロセス

このムービー制作は、専門知識がなくても3分程度の動画なら、実働4~5時間程度で可能です。私たちが実践した手順は、貴社の状況に合わせて柔軟に応用できます。

STEP1:画像生成(ChatGPT-4o Image Generation)

ムービーの素材となるイラストを生成します。貴社の実際の施工事例の写真や、働くスタッフの方々の写真を基に、「温かみのあるアニメ風のタッチで、お客様が笑顔になっているシーン」といったイラストを生成できます。

写真からアニメ風のイラストをAIが生成する様子のイメージ

STEP2:動画化(Vidu / KLING等)

生成した静止画に、AIで動きをつけます。お客様からいただいた感謝の手紙を、キャラクターが読み上げるリップシンク動画にしたり、施工のビフォーアフターが劇的に変化する様子をアニメーションで表現したりできます。

静止画のイラストからAIが動画を生成する様子のイメージ

STEP3:編集(ClipChamp / Canva等)

動画クリップと音源を繋ぎ合わせ、一つの作品に仕上げます。貴社のロゴやブランドカラーで全体を統一し、Webサイトや会社説明会、SNSなど、様々な採用シーンで活用できる動画フォーマットに編集します。

【応用編】楽曲もAIで。貴社だけのオリジナル社歌を

私たちの社歌は、まだ生成AIがそこまで話題になっていない頃に作ったこともあり、AIは一切使わず、録音やミックスも、人力で行いましたが、今は「Suno AI」などの音楽生成AIを使えば、貴社の理念や想いを歌詞にするだけで、オリジナルの社歌やBGMをAIに作らせることも可能です。

AIが楽曲を生成している様子のイメージイラスト
まとめ:AIを「頼れるパートナー」に。
未来の採用戦略をご一緒しませんか?

ムービーが完成したら、会社のオフィスなどで流しておけば、それを見てくれた求職者またはクライアントさん等とのコミュニケーションのネタにもなり、会社のファンになってくれるきっかけとなるかもしれません。このような形で、AIは貴社の魅力を未来の仲間へと届け、ビジネスを加速させるための、身近で頼れる住宅リフォーム会社のパートナーです。

私たちは、今回ご紹介したようなAIツールなどの情報のご提供、AIを組み込んだ採用サイトの構築、AI検索対策など、リフォーム業界の「WEB運用×AI活用」をワンストップでご支援しています。

「自社でも取り入れてみたい」「もっと具体的な話が聞きたい」
そう感じていただけましたら、ぜひ、お気軽にご相談ください♪ 貴社のまだ見ぬ可能性を、WEB×AIで、共に切り拓いていけることを、心より楽しみにしております。

 

林 幸輝のプロフィール写真

この記事を作成した人

林 幸輝

株式会社シップ WEBクリエイト部 AI推進チーム

入社後商品開発チームに所属、4年目~WEBエンジニアチームに異動。 2018年WEBエンジニアチーム部 部門長を経験後、新設のパッケージプロダクト開発部 部門長へ。 現在はWEBクリエイト部(AI推進チーム)部門長としてAI商品の開発を手掛ける。社歌の作曲者。