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株式会社マエダハウジング様 – 安定経営×WEB活用

リフォーム産業新聞 8月16日号掲載

思い切って社員に販促をバトンタッチ HP反響が急増!毎月200件の問い合わせ

リフォーム産業新聞 8月16日号掲載

思い切って社員に販促をバトンタッチ HP反響が急増!毎月200件の問い合わせ

株式会社マエダハウジング
代表取締役社長 前田 政登己 氏
制作実績(リフォームサイト)
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広島県を軸にリフォーム店を展開し、グループ年商30億円を売り上げるマエダハウジング(広島県広島市)。いち早くWEB専任者を置き、会社の成長に合わせてクオリティを高めていったというHPがいま、問い合わせの5割を担う集客の窓口として機能している。「販促物はデザインよりも反響」と言い切る前田政登己社長に、HP制作のポイントを聞いた。

─集客の窓口としてHPが機能しているようですね。

月間の新規反響が約400件なのですが、現在はその半数にあたる200件がHPからの問い合わせです。以前まではイベント集客がメーンでしたが、だんだんとHPが主流になってきましたね。

─制作はシップに任せているそうですが、なぜ依頼することに?

昔は地元の制作会社に依頼していて、かなりきれいなデザインに仕上げてくれていたのですが、反響がいまひとつで。そこで、CADソフト等でのお付き合いもあり、まわりからも「反響が出た」と評判だったシップさんにHP制作をお願いしてみたのです。すると少しずつ成果が出始め、ある時を境に一気に問い合わせが増えました。どんなに素敵なデザインでも、反響がなければそれまで。それを痛感しましたので、以来継続してお願いしています。

─その「堺」というのは?

より高い成果を出していくためには、受け身でいるだけではいけない。そこで、こちらの要望をシップさんとすり合わせるWEB専任者を社内に一人置いたのです。その専任者とシップの担当者のやりとりがうまく回りだしてから、一気に引き合いが増えました。

─シップさんとのお付き合いは10年以上前からということですが、当時の業界でWEB専任者を置いている会社は少なかったはずです。

正直に言うと怖かったですよ。僕はもともと一人で独立したので、営業・経理・現場監督とすべての業務を自分で担ってきました。社員が増えるにつれ、経理、現場監督、営業と手放していきましたが、最後まで手放せなかったのが販促・マーケティング。だけど、勇気を出して任せてみたら、僕がやっているより断然成果が出ましたね。デジタルの分野は、「わかっているつもり」の僕よりも、やはり若手の方が相性がいいです。

思い切って社員に販促をバトンタッチ HP反響が急増!毎月200件の問い合わせ

─HPのコンテンツ作りで注力されていることは?

ユーザーがよく見ているのは、やはり「施工事例」「スタッフ紹介」「お客様の声」の3つ。これらを、一つのストーリーとして感じてもらえるコンテンツ作りに注力しています。具体的には、どんな動機・ニーズがあり、それをどんなスタッフが解決し、その後どのような暮らしが実現したのか。これらを、プロのライターやカメラマンに介在してもらって、ストーリーとしてわかりやすくイメージできるようにしています。

─プロの手が入るとコンテンツの質が上がりますね。

たとえばチラシもそうですが、手書きのほうがいいとされる時代もあって、僕もあえて手書きをしていたこともありました。だけど、会社が成長していくにつれ、ターゲット層に合わせてコンテンツのクオリティも上げていかなければならない。今はそこがうまくマッチしていると感じます。

─最近はYouTube動画も配信されています。これもターゲットに合わせたコンテンツの一つですか?

これは時代の変化に合わせたコンテンツですね。実は動画自体は4年ほど前から、地元のローカルタレントとテレビ制作会社に依頼して何本も作っていたのですが、視聴回数が1000~2000回あたりで伸び悩んでいたのです。そんなものかな、と思ったのですが、昨年1月に販促企画部の責任者を採用したことをきっかけに、出演者も撮影も自社でまかなうYouTube動画を作ってみたのです。すると視聴回数が10万回を越えるものがどんどん出てきて。YouTubeの可能性を感じましたし、実際に反響も出てきているので、今後はさらに力を入れていく予定です。

─ほかに何かチャレンジされたいことはありますか?

業務効率化を進めていきたいですね。注目しているのはRPAで、ルーティン作業などは可能な範囲で任せていければと思っています。あとは電話問い合わせの一時対応もオートメーション化を考え始めています。以前は、勇気を出して電話してくれたお客様の対応を自社でやらないことに抵抗がありましたが、私自身も一人のユーザーとしてオートメーション対応に慣れてきた実感があります。社員のワークライフバランスを考えても、自動化することでよりスムーズになる作業があれば順に導入していきたいと思っています。

─そうしたWEB戦略は、今後もシップさんとパートナーを組みながら進めていかれる?

そうですね。思えば、僕が販促を手放してWEB専任者を置けたのも、シップさんがパートナーだったからです。小松社長への信頼が僕の中ではとにかく大きくて。コツコツと真面目に対応する、人の縁を大切にする、そんなリフォーム業の本質といえる商いをされてきた方だからこそ、安心していろんなことを託せています。たくさんの成功事例やノウハウを惜しみなく提供してくれ、成果をしっかりと出してくれる点も素晴らしい。これからも頼りにしていきたいと思います。   ※当新聞記事は掲載許可を取った上で掲載を行っております。

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